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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第75章 異常(R-18)


(姫目線)

…………
……


ど、どうしよう

さっきまで凄く幸せモードだったのに、私は頭を抱えていた。


男「なあ、このまま…いいか?」

女「だめ、っていつも言ってるでしょ」

男「一度でいいからお前のナカで果ててみたいんだ」

女「だめ、あっ」


(ひゃーーーーー!!やだやだ、聞こえない聞こえない)


「羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹……」


会話が聞こえないように小声で羊の数を数えていたけど、いたしている男女の睦み合いは激しくなっていった。


女「や、ホントにっ……だめっ!あ、あ、あぁ!」

男「くっ!!」


静まった空気に、こちらも息を詰めて様子を伺う。
男性の荒い呼吸がこっちまで聞こえている。


女「だめって言ったのに!」


パチンと肌を叩く音がした。

思わず両手で口元を覆い、ごくりと唾を飲んだ。
声だけ聞こえるカップルの様子に気をとられていると……


謙信「………どうした?そのように浴槽の隅で縮こまって」

「わわ!?しー!」

謙信「?」


謙信様が首を傾げながら、浴槽に身体を沈めた。

ザーとお湯が溢れる音が響くと、仕切りの向こうのカップルが去っていく足音がした。


「はぁ……」


大きく息を吐くと身体に入っていた力が抜けた。


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