第65章 大雪の夜に(R-18)
(大好き、謙信様)
そう思った瞬間、強張っていた膣内の肉がヤワヤワと蠢き、謙信様のモノにピッタリと絡みついた。
謙信「…っ!」
謙信様の喉が震え、吐息を逃したのが聞こえた。
悩ましげに眉を寄せたかと思うと、口元にくっきりとした笑みを浮かべた。
謙信「ふっ、上出来だ。お前の言葉は真だった。
苦しい思いをさせて悪かったな」
ちゅっと軽いリップ音をさせてキスしてくれた。
謙信「指でほぐしては分かりにくいのでな、身体が溶けきる前に強引に入る必要があった。許せ」
ちゅ、ちゅっと免罪を乞う口づけが何度も落ちてきた。
驚いていると謙信様が愛でるように目を細め、説明してくれた。
謙信「妻が他の男と姦通したなら蜜壺の形が変わり、夫は違和感を覚えることが多いそうだ。
強張りはあったが舞のココは変わらず俺を迎えてくれた」
(そ、そういうものなの!?そんな確かめ方があるなんて知らなかった)
すこし強引だったから怖かったけど、謙信様が納得してくれたんだったら良い。
謙信様がゆっくりと腰を引き、ぐっと一気に押し入ってきた。
「ん、ん!」
謙信「はっ、約束通り隅々まで、存分に愛してやる」
はぁ、と熱い息を吐き、謙信様の律動が始まった。