第1章 幕間
個室4
―――
「(アカリ、助けて、と。
怯えた様子のククルシカ)」
ククルシカがいた
何かに怖がっている様子だった
「どうしたの?」
「(コメットが、怖い話をやめてくれないの。
だから逃げてきたんだ、と。
ククルシカは伝えているようだ)」
「そっか……それはなんというか、お疲れ様というか……」
「(アカリはそんなことしないよね?と。
ククルシカが潤んだ目で見つめてくる)」
うっ……かわいい……
「大丈夫。じゃあ何か別のことでもしようか」
「(じゃあ一緒に踊ろう?とククルシカ。
転移の時間まで、ダンスをすることになりそうだ)」
楽しかったけど、とても疲れた
一瞬だけ、ククルシカの表情に邪悪さが映った気がしたが、
たぶん気のせいだよね
Kukrushka End1
「(ここが誰の部屋だったか、なんて。そんな考えは頭からすっかり抜け落ちていた)」
(正直、たいていの怖い話よりもククルシカの方が怖い、というのは黙っておこう)
ループする? →P.1
おわりに(総評・まとめ他。読まなくても大丈夫です) →P.31