第1章 幕間
展望ラウンジ
――――――
「おう、アカリじゃねえか」
沙明がいた。星を見ていたのかな……?
「星、見てるの?」
「んだよ、意外そうな顔しやがって
俺だって感傷に浸りたくなる時だってあんだっつーの」
「なァ、もしグノーシアが全員オネンネしたら、その後お前どうすんだ?」
なんとなく一緒に星を眺めていたら、沙明にそう聞かれた
「なんなら俺についてきたっていいんだぜ?」
沙明はいつもの軽い調子で言ったが、少し反応が遅れてしまった
「……何、冗談言ってんの。それにまだ終わってもいないのに」
「意外と冗談じゃないかもしんないぜ?」
「……」
答えることができなかった
だって、私は一緒には行けないから
「――OKOK、わかってますって」
降参だ、というように両手を広げる沙明
「ま、先のことなんかわかんねーしな。俺もお前も。
まずは生き残んねえとな。頼りにしてるぜ、アカリ」
「――うん、私が沙明を守るよ。一緒に生き延びようね」
私はまたきっとループしてしまうから、すぐに一緒に行くことはできないけど
いつかは……って、ちょっとだけ考えてもいいかな、と思った
Sha-Ming End1
(なぜか切なくなりました。)
ループする? →P.1
おわりに(総評・まとめ他。読まなくても大丈夫です) →P.31