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あなたの…【鬼滅の刃】 短〜中編

第6章 目的 2 ❇︎ 【煉獄】


酔いしれた思考回路で契られた契約なんて意味がない。


冷静な頭になってこそ、本当の意味を持つ。

普段の生活をして尚
俺を求めていたら完全に堕ちたと言えよう。



いやしかし、なかなかに骨の折れる獲物だったよ。
手に入れた際には大事に大事にしないとな。






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1ヶ月後


トゥルルル…


『はい。もしもし。』

「もしもし。あの…契約書を渡したいのですが…」



私は彼に電話をかけている。
もちろん名前を書いて。


あれから彼を忘れることなどできなくて。
何度か違う男性とも会ったりしたが、やっぱり楽しく無くて。

身体が疼いても自分じゃどうにもできなくて。


私は完全に彼、煉獄杏寿郎じゃないといけなくなっていた。

体だけじゃない。
優しさや、明るく励ましてくれる彼の心も。
あの眩しい笑顔も。
全てが好きになっていた。


あの写真を見るたびに
会いたくて、会いたくて…。

「やぁ、お待たせ。君からの連絡を心待ちにしていた。」
「この契約の報酬は…そうだな。俺の一生分の愛情でどうだろう?」


「はい。」

私は微笑み頷いた。




煉獄さんは私に1つキスをした。




あぁ、私は彼に堕ちてる。


身も心も貴方なしではいられないの。




そう、そうなのね。


それが貴方の目的だったんだ。








私の全てを堕とすこと。








〜fin〜
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