第1章 贈り物 【時透】
柱達の帰り道。
「奏さん、大丈夫かしら…。」
「き、きっと大丈夫よ!!」
心配する胡蝶と甘露寺。
「なぁ、宇髄。」
「ん、どうした?」
「…俺も、あの贈り物が良いのだが…」
「!!!」
小声で、まさかの人物がまさかの発言をする。
そして、俺も…と視線を投げかけてくる冨岡と不死川。
「ったく、しょうがねぇなぁ!
お前らの贈り物もちゃんと同じの用意してやるよぉ!!」
任せろ!と胸を張る宇髄。
「…宇髄さん?それは奏さんから、ちゃんと許可が出てからにしてくださいね?」
「そうよ!勝手に決めちゃあんまりよ!」
「わ、分かった分かった!!」
女性二人に咎められる宇髄。
みんなへの贈り物はどうなることやら。
「奏、まだ俺の誕生日終わってないよ?」
「も、もう無理ですぅ!!!」
私はあなたの贈り物。
fin.