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あなたの…【鬼滅の刃】 短〜中編

第5章 目的  【煉獄】



「杏寿郎さんではない。杏寿郎だ。」
「り、理不尽な…」
「外れた罰として今日は抱き枕になってくれ。」
「無理です。」
「抱き枕がないと眠れん…。」

ちらっと目線を向けると、しゅんとした上目遣いを向けてくる。

…う。
なんて可愛い顔をするんだ。

「本当ですか?」
「あぁ。」
「じゃぁ、そうしてるだけですからね?
余計なとこ触ったりしないでくださいよ?」
「恩にきる」

そう言って煉獄さんは私のをぎゅーっと抱きしめて、首元に鼻先を埋める。
首筋に吐息がかかったりして、変な気分だ。
でも、そのうち体温の暖かさとふわふわな髪が心地よくて。


私はいろいろと疲れていたのだろう。

案外すんなりと眠りについた。



ーーーーーーーーーー

…すー、すー…

…よもや。本当に眠ってしまったのか?
この状況で無防備に眠るとは…。

仕方ない少しだけ意地悪をしておくか。


明日はもっとその気にさせてやる。

…覚悟しておくといい。



俺は奏のバスローブの紐を解いた。
少しはだけさせ、肩を出す。
…綺麗な肩だな。

ふむ。ブラのホックも外しておいてやろう。
あとは…そうだな。
ショーツに手をかけ、少しだけお尻が出るように下げた。


ま、こんなところか。
そして…

カシャ

彼女の寝顔とツーショットを撮っておく。
なに、これは記念だ。



明日の朝の反応が楽しみだな。



「おやすみ」

俺は奏の頬にキスをした。



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