第13章 鳥籠の鳥 2 ❇︎ 【煉獄】
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後日談
「煉獄ぅ、お前あのホテル入ったろぉ?どんなのにしたんだよ。」
ニヤニヤと絡む宇髄。
彼は煉獄達が気になって様子を伺っていたようだ。
「…教室の…ような…」
「うわっ!まじかよ。で、彼女にはもちろん制服着せたんだろ?」
「あぁ……。その…すごく…良かった。」
「ひゃー!!お前からそんな話聞くとはねー!」
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「…ったた…」
腰が痛い。冷静になればあんなにしたのだから、流石に身体に支障をきたしていた。
「西ノ宮さん、あのあと彼とはどうだったんですかー?
腰も痛めちゃって。
隠しても無駄ですよ。このブラウスの隙間、キスマークが見えてますからねっ!」
「えっ、ど、どこ!!」
しばらく煉獄は宇髄の、奏は尾崎のネタにされたのは言うまでもない。
ふわっ
どこからかあの香り。
でももう間違わない。
だって私は…貴方の香りにしか反応しなくなったのだから。
〜fin〜