第18章 みんなで旅行!
『あと、狸寝入りしてるのも感心しねぇな』
その言葉に酔い潰れてたメンツが起きる
理鶯「気付かれてたか」
『イビキも無くなったし、妙に静かになるし、空気が違ぇ』
やはり全部見抜かれてる事に全員が溜め息を吐き出す
銃兎「どうしたら勝てますかね?」
幻太郎「小生の嘘もすぐバレてしまいます」
『……別に勝ち負けじゃないだろ』
トクトクと酒を注ぐはふと窓に視線を向ける
綺麗な三日月が浮かび、淡い光を当てている
盧笙「よお呑むな…」
『まぁな』
片足を曲げ、酒を持つ手は肘掛けに置かれていて、少し浴衣を気崩している
絵になる程の美しさ