第18章 みんなで旅行!
“大切で大事な日”
はそれを“忘れてしまった”のかと呂駆呂は思う
『変な師匠だな』
ハハッと笑うに呂駆呂はギュッと抱き締める
の匂いが鼓動が体温が呂駆呂を包み込む
呂駆呂「なんで…お前は…」
『師匠?』
呂駆呂「なんで甘えないんだ!」
呂駆呂の怒号には驚く
『あっ甘えてるぜ???こうやって拾ってもらった恩があるし、蓮琉の事だって…!』
呂駆呂「お前自身の事は後回しでか!?」
『…師匠…俺が大丈夫って言った理由は…旅行の前に墓参りに行くからだ』
優しい優しい声で呂駆呂に言い聞かすように話す