第16章 出張オオサカ!
『逃げるが勝ち!』
呂駒呂「は!?」
蓮琉「え!?」
は2人の手を取ると走り出した
『ハハッ楽しいな』
駆ける足音は2つ、けれど引っ張っているのは目の前の人物
呂駒呂「たく…」
蓮琉「早い〜!」
彩色に光る黒髪が風に靡き、いつものストールが靡く
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『流石に巻いたな』
呂駒呂「ゼーッゼーッ!…覚えてろよ…」
蓮琉「はぁはぁ…」
『良い汗かけて良かったな』
本人はケロッとしている事に呂駒呂はガシガシと頭を掻いた
呂駒呂「んで?どうすんだよ。これから」
『もちろん食いだおれに行くぞ!』
3人は色々な物を見て回りながら食べ歩く