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凛として咲く華の如く
第14章 少女の過去
そして理鶯が部隊に呼ばれたのは、すぐだった
理鶯「小官も行かなくてはならない。炊き出しのある所と…少ないがこれを持っていろ」
それはお金だった
『貰えねぇよ…』
理鶯「"また"会えた時でも返してくれたらいい」
"また"と言った理鶯にはピクリと微かな反応を見せる
『っ……分かった』
会えるかどうかも分からないのに何故人は簡単に"また"と言うのか
は蓮琉をおんぶするとお金を受け取り理鶯と共に炊き出しの所へと行った
蓮琉にラジオを持たせて──…
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