• テキストサイズ

凛として咲く華の如く

第14章 少女の過去


『嫌だと言ったら…?』

「コイツがどうなっても良いのか?」

その手にはナイフ

『なっ!お前ら…!離せ!』

いつの間に横に来ていたのか分からずは腕を掴まれた
ドサドサと落ちる食料達

『ソイツに触れるな!ソイツに触んじゃねぇ!食料は今落ちた奴で全部だ!持ってくなら持ってけ!』

苦労して手に入れた食料だが、助けてもらった命
助けたいと思った命を無駄にする訳にはいかなかった

「よく見りゃ嬢ちゃん綺麗な顔してんな?」

子供だけの生活で、は何度もそういう目に合いそうになって来たが、いつも転々と場所を移動したが…今回ばかりはそうともいかない
/ 829ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp