第14章 少女の過去
一郎「満天星さんはさんの苦手な事って知ってますか?」
呂駆呂「なんだ?藪から棒に」
真剣な顔で尋ねられた呂駆呂はガシガシと頭を掻く
呂駆呂「知らねぇよ」
長い付き合いのはずの呂駆呂ですら知らないと言った
──カランカランとドアベルが鳴り響く
『遅くなりました』
そこには口元が切れたが居た
アミリア「ちょっと!どうしたの…!?その傷…!」
『あー…絡まれたんで喧嘩してきました。アミリアさん、ウイスキーロックでください』
呂駆呂「その様子だと相手はマイクを使ってこなかったんだな?」
『そうっすね。相手は丸腰、俺がマイク使うのは違ぇから』
は相手と喧嘩する時にマイクを使うか、使わないかで手段を変える