第13章 彼女のフリ
『俺はガキから金取るほど銭ゲバじゃねぇし、知り合いならこんなくらいやるさ』
20歳だが、その辺はしっかりとしている
『なんだよ。その顔は』
ただの知り合い程度として見られていると改めて感じた全員はをムスッとした顔をした
乱数「僕達って"友達"じゃないの?」
『友…は?知り合いだろ』
バッサリと言い切る
"オルタナティブラップバトル"で知り合った
そして起きた"事件"を解決した
ただそれだけだ
『まぁ、懐に入れた奴はそうそう見離せねぇから安心しろよ』
ポンッと乱数の頭を撫でる