• テキストサイズ

凛として咲く華の如く

第13章 彼女のフリ


『一郎…?』

一郎「え…、さん…?」

『もう…遅いから心配したじゃない!』

声もワントーン高く、女性言葉のに戸惑う一郎
あの事件でウルフカットの髪はちょっと長めのショートカットになり、サラサラと風に揺れる

一郎「すみません」

「は?あんた誰?」

随分と好戦的に言われたは、ちょっとオドオドとした感じに一郎の服の袖を掴む

『あの…一郎の彼女です…けど…。貴女は?』

演技だと分かっていてもそこにはか弱い女性

「はぁ!?私が一郎君の彼女よ!」

その言葉にキョトンとする
/ 829ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp