第9章 女バレしました
『おっおぅ…』
ほっそりとした体に、真っ白い肌
首元には戦争時に付けられたと思われる傷跡
一郎「え…本当にさん?」
『あー…まぁ』
左馬刻「お前女…?」
『性別学的には』
乱数「違法マイク?」
『本物だ』
寂雷「これは…興味深い…」
『興味持たないで下さい』
はスーッと息を吸うと静かに吐き出した
『改めまして!DJ ROKUROの弟子のです。性別は…まぁ見ての通り女です。蓮琉共々よろしくお願いします』
黒髪がキラキラと色彩に光る
そして人を惹きつける黒い瞳
が頭を下げると蓮琉も続く