第7章 Fling Posseとモデル
『慣れれば走れそうだな』
カツンという音はもう聞こえない
コツを掴んだのがいつもの無音の足音
乱数「ちょっと待ってて!蓮琉は着替えていいよ!」
そう言った乱数はバタバタと慌ただしく奥へと行ってしまった
『何なんだ…?』
幻太郎「化粧すればもっと綺麗になりますね」
幻太郎はマジマジと見つめる
帝統「本当女みてぇなやつだな」
『……幻太郎のは嘘だろ?帝統も変な事言うなよ』
蓮琉「でも本当に綺麗…」
蓮琉はうっとりと見つめる
バタバタと足音を立てて戻ってきた乱数の腕の中にはダンボール箱