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【呪術廻戦】infinity

第64章 生き方


*****


プルルルル…


(うっさいなぁ…)


いっその事、携帯ごと壊してしまおうか。
今更あいつらと連絡を取ることもないし。



大きくふりかぶる、その刹那。


「ちょ、八乙女せんぱーーーーーい!」


頭上を飛んでいる先輩たちの姿が。


「七海せんぱーい!こっち!」


3人?
だれ、あの人。


「無事でしたか」
「まぁ、なんとか。先輩方も無事でよかったです」


七海先輩に、八乙女先輩。
それと…


『八乙女千春』
「へ?」


差し出された手を見る。
人間の手。


あれ、私の目がおかしい?


「あは…なるほどぉ。顔似てますねー」
『体は千夏の母親、紅のものだ。まぁ、元を辿ればそれも嘘になるけどな』
「はは……おもしろーい」


考えるのをやめた。
今なら何が起きてもおかしくないのだから。


「あ。ってことは、八乙女先輩」


名前を呼んでから、お姉様と名前が同じで紛らわしいかも、なんていう気遣いを思いついて。
でも、言い直さなかった。


「私のために死んでくれるんですね♪」


両手の手のひらを組んで可愛くオネダリ。


「は?」


真っ先に反応したのは、私たちの約束を知らないであろう七海先輩。
次に漏れたため息は、お姉様のもの。
1番最後に残された八乙女先輩は…


「状況は?」


と、初めて声を発した。


「……えっとですね、五条悟が封印されたことにより、ほぼ全ての術師が五条悟のために動いています。まぁ、補助監督の件とか、夏油傑の件とか、色々ありますけど、私は一般人の誘導と適当の呪霊を祓うっていう感じの任務ですね」
「私達は補助監督殺しの奴を探して移動してるの。和田さんも来る?」


ふむ。
五条悟の封印がかなり効いているのか。


「うーん、遠慮しときます」


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