第56章 チホちゃん
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(…五条悟と八乙女千夏の接触を確認)
場所は八乙女先輩の部屋。
……まぁ、昔2人が同棲していた場所ってことになる。
(…え〜……報告すべき?)
体調が悪そうだった先輩と別れてから、心配でつけてみたけど…。
本来だったら、2人が高専外で出会うことはほとんどないという確率論から、外で2人が仲睦まじい姿を見せたら報告しなくてはいけない。
これは2人が一緒にいることがダメな訳ではなく、先輩の行動パターンを見極めることにも必要な情報……らしい。
まぁ、そんなものは上辺で、要するに2人が揃って変な作戦を立てないように。
また、万一五条先輩が八乙女先輩を殺した際に、素早く隠滅処理できるようにしたいだけ。
(しっかし、いーところに住んでんなぁ)
このマンション、家賃いくらだ?
中にはジムやら中庭やらカラオケやら、住民用の施設が沢山あるんだろ?
1週間でいいから泊まらせて欲しい。
車の外で待機していると、先程も通った女の子が走って出てきた。
毎回頭を下げてくれるけど、単に礼儀が整ってるだけ?
(あー……もうなんでもいいや)
とりあえず、2人が解散するまで見張って、五条先輩を捕まえられたら何食わぬ顔でご飯でも奢ってもらうか。
「私は何も見てません…っと」