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【呪術廻戦】infinity

第69章 取捨選択




「えっと、悟が出てきて、東京…行くって」
『そう。じゃあ和田達に連絡して合流。私は綺羅羅を叩き起す』
「え?」
『は?行かないの?』
「いや、行くけど…」


緊張からか、体の震えが止まらない。


『…落ち着け。ほら、深呼吸』


千春の声も怪しい。
うわんうわん言ってる。


『…横になれ。貧血気味っぽいから』
「う、ん」


結局、連絡も千春が行ってくれた。
ご飯食べてないからかな…。


「五条先輩出てきたって…何があったの?」
『知らない。ひとまず戻ろう』
「え、でも…」
『”時間稼ぎ”は済んだんだろ?』
「…」
「だから言ったじゃん。千春さんはわかってるって」



「時間稼ぎって?」
「貴方は知らなくていいの」
「ずるい」
「ずるくない」



「おーい、八乙女先輩」
「…行く?」
「うん。歩ける?」
「あ、私がなっちゃんおぶるよ」



駅までおぶってもらって。
電車に揺られながら少し考え事。



後ちょっとで悟に会える。
悟に…。




「…早く会いたい」
『…会えるよ』
「ん…」




こんなにも誰かを想えるなんて、幸せなことだと思う。
今まで幾度挫けそうになったけれど、この幸せだけはいつも私を助けてくれた。





「あ、待ってよ!」






早く、早く会いたい。


「先輩足早すぎ…」
「え〜私達も走るの〜?」



早く、早く






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