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【呪術廻戦】infinity

第65章 家系


*****


「あれ」


さっきから感じていた、謎の圧が突然消えた。


「…誰かがやった?」
『かもな』


呪力の圧とはまた違って、でも初めて感じるようなものではなくて。


「一般人?」
『さぁな』


千春は瓦礫を1つ踏みつけて、飛び降りる。


「…知ってるでしょ」
『何を?』
「千春?」
『何?』
「もう…!」


具体的な距離は分からないけれど、近くで戦闘音はしなかったからかなりの距離はあるはず。
その距離を渡って圧力を感じるくらいの存在を、千春が知らない可能性は小さい。
絶対知ってるはずなのに、教えてくれないんだもん。


棘の引渡しは既に終わっている。
後は悟のところに行けば────












ドクン















私と千春は同じタイミングで歩みを止めた。


(え、なに…?)


千春の顔を見るに、偶然ではなさそう。
きっと、千春も感じたんだろう。


「…硝子?」
『どうした?』
「ううん、なんでも…」


私は千春がいるし、戦えるし。
でも、硝子のところは怪我人が沢山いるし…。
でも、あの子の考え方的に自分を守ることを優先してくれるか…。











あれ、何か忘れてない?











『…行くぞ』
「どこに?」
『あっちだ…』


最初はゆっくり、徐々に早くなる足について行く。


(…変な不安が消えない)


千春は振り向きもせず真っ直ぐに進む。




















きっと、その場所であろうところに近づくにつれて。




私は千春を追い越して、自らその場所へ向かった。





















「『…っ』」

















嘘だ。











「ふ ざ け ん なっっっっ!!!!!」















そこに残されたのは、青くて、蒼い……私の宝物。







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