• テキストサイズ

終わらぬ赤月の呪い *ワンピース*

第7章 悪魔の実の能力者




「おや? どうしてそう思うのかな? 君の"命"がかかってるんだよ?」
「…ルフィ達がここへ来るって事は、"あいつ"もここへ来るって事だからな」

ゾロの言葉に金髪の男は眉間にシワを寄せた

「…何が言いたいのですか?」
「…分かってんだろ?」

金髪の男にゾロはニッと笑って見せた



=ギリッ=


「ッ…!!」
苦痛に顔を歪めたゾロの首からは円を描くようにツーッと血が流れた

「減らず口が…」
「…トペトピ、勝手な事をするな」

低い声で言い放った金髪の男にトペトピはビクッと震えた

「…ごめんなさい」
「…でも、ありがとうね?」

金髪の男はニコッと笑い、小屋を後にした





「ルナはずっとこの島に一人で居た…。 何処か遠くへ行く事も出来ずによ…」
下を向いたままゾロは言った

「…お前達はまた、あいつをこの島に縛り付けるのか?」








「縛り付けなければ、彼女は殺されて消えてしまいますからね…」


「…それは何処へ行っても一緒だろうが」
/ 58ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp