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呪術廻戦_名前を呼べばあなたがいる

第2章 第2章 【本編第9章甘党 ラストより】お仕置き&ご褒美


9章 引っ越し後

「…ん……」

目が覚めるとそこは新居…もとい先生のベッドの上だった。案の定呪力の使いすぎで気を失ってしまった私が目覚めた頃にはすっかりもう陽は落ちていた。

「おはよ、よく寝れた?」

私が寝そべるダブルサイズで余裕のあるベッド、隣には先生が横たわっていた。私の髪を撫でるために少し動いた先生からふわりと石鹸の香りがする。

「先生もうお風呂入ったの?」

「うん、入ったよ。……だから、」

トンと、私の隣にいた先生は今度は上に覆い被さった。そして間髪入れずに唇を重ねる。

いつもなら数回軽いキスをしてからなのに…今日は無理矢理舌をねじ込んで最初から深いキスをする。

「…っ……ふ…んんっ……」

先生の舌が私の舌と絡みつけばつくほど少しずつ吐息が熱くなり声が漏れる。…体が熱い。

なんだか下がムズムズして太ももを擦り合わせてしまう。私興奮してるのかな、

そんな私に気づいたのか先生はようやく唇を離して惚けた私の顔を見つめ、嬉しそうにだけどどこか意地悪そうに笑った。

「下、触ってほしい?」

私のスカートの中に先生の手が入る。そして下着越しからわざとゆっくり、そして強くもなく少し弱い力で割れ目を人差し指で撫でる。

同じようにしばらく上下に動かされ、小さく喘ぐ私。けれど先生は確信部にはなかなか触れてくれなくて私は涙目になりながら眉間に皺寄せた。

「…そこばっかりっ…やだぁ…」

すると先生の手はピタリと止まった。

「うーん、でもお仕置きだからなぁ。」

なんのことかさっぱりわからない私は、ぼーっとしながらも頭にクエスチョンマークを浮かべる。

「ちゃんと触ってほしいならおねだりして?"悟、触ってください"って。」

先生のその言葉で私はようやくなんのお仕置きなのかを理解した。…さっき先生って呼んじゃったからだ。
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