第14章 Happy Birthday!
「「「ハッピーバースデー!!」」」
同時にクラッカーの音が鳴り響く。
「……………えっ…。」
むっくんは何が起きたかまだ理解できてないみたい。
ドアを開けたまま固まってる(笑)
「やったー!大成功ッスよ〜!」
「おい、見ろよ紫原の顔!誰か写メ撮れ、写メ!」
「ふん、マヌケな顔なのだよ。」
「むっくん驚いたー!?」
「紫原くん、大丈夫ですか?」
「敦、誕生日おめでとう。えりかの案でサプライズしようって事になってね。」
むっくんは征ちゃに言われてやっと今の状況を把握したのか、ぐるっと私の方へ振り向いた。