第13章 サプライズ大作戦
そして部活の時間になった。今むっくんはミニゲーム中。
これはチャンス!今しかない!
『ねぇ、征ちゃん!』
ゲームをジッと見ている征ちゃんに話しかける。
「えりかか。どうした?」
『あのね、もうすぐむっくんの誕生日だから、みんなでサプライズしたいなーって思ってるんだけど…協力してくれない?』
「そういえば来週か。あぁ、もちろん。協力するよ。」
『ほんと?よかったー!早速相談なんだけど、みんなでサプライズ計画立てたくても、むっくんと私いつも一緒だから、全然できないの。何か良い方法ないかな…』
「そうだな…それなら明日の昼休み、僕が敦を連れ出すよ。その間にみんなで話し合えば良い。詳細が決まれば教えてくれ。」
『なるほど!征ちゃんさすが〜!じゃあそうする!お願いね!』
「あぁ。」
やっぱり征ちゃんに相談してよかったー!
ほんと頼りになる!
よし!明日が楽しみだー!