第18章 ペナルティ
紫原side一一
「やったー!勝ったッスー!」
…えりかちんの隣の席は黄瀬ちんに決まったみたい。
まー峰ちんよりはマシかな〜。
峰ちん普通にえりかちんに手出しそうだから。
ほんとは俺以外の男を隣になんて座らせたくないんだけど…。
えりかちんと黄瀬ちんは俺の前の席に座った。
「紫原君、すぐ東京に着きますから。少しの我慢ですよ。」
そう言って黒ちんが俺の隣に座った。
「そうだね〜。でも黄瀬ちんがえりかちんに変な事したらヒネリ潰しちゃうかも〜。」
「大丈夫ですよ。クッキーあげますから、機嫌直して下さい。」
「…ありがとー。」