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雷の竜と鬼

第11章 悪魔の心臓


……………

ルー「ちょっとぉ…集合場所ってどこなの?」

グレ「簡易ベースのことだ…聞いてなかったのか?」

ロキ「ここの遺跡を抜けていった方が近道なんだよ」

ルー「お墓探しのはずがなんでこんなことに…」

カナ「ふざけやがって…なんだってこんな日に敵なんかが」

ルー「カナ…」

……………

レビ「…っしっかりしてガジル…急いで戻らないとアイツ等が来ちゃう。今はみんなバラバラだ士このタイミングで襲撃受けたら大変だよ…」

……………

ザンク「ウルティアさんいつになく気合い入ってんな」

カプリコ「当然だ…メェもこれを戦争と心得る」

ラスティ「行こう…戦いという名の楽園へ」

メルデ「!!ウル!あれ!」

ウルティ「!!私をウルと呼ぶな」

メルデ「ごめ…ごめんなさい」

ザンク「そんなナーバスになるなってば…で?どうしたメルディ」

メルデ「見えてきた……妖精の島」

ウルティ「?」

ザンク「ありゃなんだい?」

天狼島へと向かう悪魔の心臓の船の前に1人の巨人が立ちはだかる

ウルティ「巨人…!?」

ザンク「まじかよ…」

ハデ「フッ……マカロフ」

マス「消えろ」

―――――

《X736年…今から48年前》

マカロフ「お、おれが妖精の尻尾3代目のマスターに?」

「うん」

マカロフ「無理だよ…ガラじゃねぇ!」

「小僧にならできる」

マカロフ「小僧言うな!もう40だっての!」

「お前は仲間を愛し…信じることのできる人間だ。きっといいギルドにしていける」
「メイビスから私に…そして私からマカロフに……その精神を継ぎ妖精の尻尾を頼んだぞ」

―――――

マス「ここから先へは行かせんぞ」

ハデ「フッ」

巨人となったマカロフが悪魔の心臓の右船を壊していく。ジュピターを発射されてもマカロフは片手で受け止め船を蹴りあげる。
そのせいで船は大破。しかしウルティアの魔法により船は元通りに

ハデ「カプリコ!全員をあの島へ連れていけ!」

カプリコ「?ハデス様は」

ハデ「私はマカロフを片付けよう」

カプリコ「了解」
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