第11章 悪魔の心臓
……………
ジュ「エルザさんこれからどうします?」
エル「とりあえずメストとウェンディを探そう…キャンプの場所がわからず迷っている可能性もある」
レビ「私はガジルをキャンプまで連れてくね」
エル「あぁ…頼む」
ガジ「…小せぇくせに無理してんじゃねぇよ……」
レビ「1人で立てもしないのに大きな口聞かない」
ガジ「ったく…イカれてるぜ」
ジュ(ジュビアも早くグレイ様に会いたーい)
エル「さて、お前たちの目的を聞こうか」
ヨマズ「ふんっ誰が貴様らなんぞに」
エル「!!」
ヨマズ「ゼレフだ……伝説の黒魔導士ゼレフ」
「「!!」」
ヨマズ「そのゼレフがこの島にいる」
エル「馬鹿な!」
ジュ「ゼレフというのは…たしか何百年も昔の人間…」
ヨマズ「400年なり」
エル「ありえん!生きてるはずがない!……だって…ジェラールは……」
ヨマズ「生きていたのだよ400年間ずーっとな!……ただマスターハデスは今のゼレフの状態を眠っていると言っておられたがなぁ」
ジュ「信じられない話です…」
ヨマズ「ゼレフが目を覚ましたとき…この世界は完全なる闇へと染まる!!」
エル「馬鹿なことを!!ここは妖精の尻尾の聖地!妖精の加護に包まれた島で狼藉を働くつもりか!!」
ヨマズ「フッハッハッじきに到着するマスターハデス直属部隊。煉獄の七眷属を甘く見ない方がよいぞ…」
「時魔導士のウルティア、ラスティローズ、拙者達のボスカプリコ様、華院=ヒカル、ザンクロウ、メルディ……そして後1人はすでにこの島に……フッハッハッハッハッハッハッ」
エル「なんだと!?」
……………
アカリ(っどうする…メストとウェンディのことも気になるけどさっきエルザ達と接触してるやつが煉獄の七眷属の1人がすでに島に侵入したと言っていたし……シャルルとリリーが向かってるならウェンディは大丈夫か?!!そうだ…リリーは剣をもってなかった…悩んでる場合じゃないのに!!!)