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雷の竜と鬼

第2章 最強の魔導士


最強の魔導士
(ミストガンが立ち去った後)

 「この感じは…ミストガンか…」

 「相変わらず強力な魔法だね…」

ルー「ンン…ミストガン?」

エルフ「フェアリーテイル最強の男候補の1人だ」

グレ「どういうわけか誰にも姿を見られたくないらしくて、仕事を取る時はいつもこうやって全員を眠らせちまうのさ」

ルー「何それ怪しすぎ!」

グレ「だからマスター以外誰もミストガンの顔を知らねぇんだ」

ラク「いんや…オレは知ってっぞ、あぁ…あとアカリもな」

 「ラクサス!!いたのか、珍しいな」

グレ「もう一人の最強候補だ」

ラク「ミストガンはシャイなんだあんまり詮索してやるな」

ナツ「ラクサスー!!オレと勝負しろっー!!」

グレ「さっきエルザにやらたばっかじゃねぇか」

ラク「そうそうエルザごときに勝てねぇようじゃ、オレには勝てねぇよ」

エル「どういう意味だ」

ラク「オレが最強ってことさ」

ナツ「降りてこい!この野郎!」

ラク「お前が上がってこい」

ナツ「上等だ!」

(ナツは階段から2階へ上がろうとするもののマスターに潰されて阻止される)

マス「2階に上がってはならん…まだなぁ」

ラク「ハハッ怒られてやんの」

マス「ラクサスもよさんか」

ラク「フェアリーテイル最強の座は誰にも渡さねぇよ。エルザやミストガン、アカリにもな。オレが最強だ!」
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