第17章 大魔闘演武
……………
オルガ「ジュラさんよ…あんたの本気ってのを見ておきたいね…………滅神魔法と聖十の称号、どっちが上か誰だって気になるだろ。」
ジュラ「よかろう」
ラク(こいつ…おっさんを罠にはめた)
ジュラに向かって雷撃を放つオルガ。
辺りが黒雷に包まれた次の瞬間オルガはジュラによって地面に叩きつけられていた。
ラク「なっ……」
ジュラ「思い出したぞ…お主はたしか1日目の試合。一撃で終わらせた」
……………
マス「こ、こりゃ無理じゃわい」
エバ「何言ってんのよマスター!」
フリ「俺はラクサスを信じるぞ!」
ビック「ラクサスならジュラだって越えられるぜ!」
アカリ「……」
……………
ジュラ「さてと…」
ラク「……」
天狼組が居なかった7年間で聖十大魔導の序列5位にまで上りつめていたジュラ。
その上の4人は人間ではないとのことで人類最強の魔導士となる。
……………
メイ「ジュラ・ネェキス……この最終戦で私が最も警戒していた一人です。」
マス「もはや何も言うまい…ラクサス。見届けてやるぞ」
……………
ジュラ「お主とは一度拳を交えてみたかった…かのマカロフ殿の……
ラク「おっとその先は言うな。ここに立ってるのは偉ぇ称号背負ったおっさんでも誰かの孫でもねぇ……ただの2匹の男だ」
ジュラ「よい目だ」
ラクサスがジュラに向かって攻撃をしようとするもオルガと同じく地面に叩きつけられる。
またしても一撃で終わった。皆がそう思う中……
ジュラ「世の中上には上が居る」
ラク「それはよく知ってる…だがたまには下も見るもんだぜ……そいつがすぐ足元に居るかも知れねぇ!」
ラクサスは立ち上がりジュラに一発喰らわせる。
……………
アカリ「フッ…」
エバ「行けー!ラクサスー!!」
フリ「おぉ!!!」
ビック「ヒィーハー!」