第17章 大魔闘演武
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ウェ「驚きました…」
シェリア「リオンから聞いてたんだ。妖精の尻尾にあたしと同じ魔法使う子がいるって……ちょっとやり過ぎちゃったかな…ごめんね痛くなかった?」
ウェ「平気です。戦いですから」
シェリア「せっかくだからもっと楽しも!ね?」
ウェ「私…戦いを楽しむってよくわからないですけど。ギルドのために頑張ります!」
シェリア「うん。それでいいと思うよ!あたしも愛とギルドのために頑張る!」
同じ天空魔法を使う者同士…だがシェリアの方が1枚上手のようにも見え…
ウェ(私は戦いは好きじゃないけど…でもギルドのために戦わなきゃいけないときは……あたしだって本気でやります。)
戦いの中で空気を食す二人。
ウェンディの放つ滅竜奥義が命中しシェリアは倒れウェンディの勝利で終わった……試合終了の声が上がる。
しかしシェリアは自己回復ができ、試合は続行。
自己回復のできないウェンディが不利になってしまう。
ウェ「私がここに立っているということは私にもギルドのために戦う覚悟があるということです。情けはいりません。私が倒れて動けなくなるまで全力で来てください!お願いします!」
滅神奥義を放つシェリア。しかしその攻撃はウェンディにあたることはなく外れる。
敵の体力を増加させ外させる…味方を回復させるだけじゃない別の使い方。
ぶつかり合う二人の拳。
その拳は小さくともそこに乗った想いは大きくて……
結局時間切れとなり引き分けで試合終了。
新たな友情も芽生え感動的な終わりとなる。
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3日目の最終結果
妖精の尻尾はBチームが4位、Aチームが5位と最下位争いから1つ抜ける。