第14章 終わりと始まり

……………

ﾏｽ「皆の者心して聞け…今から重大発表をする。天狼島からギルドに戻ったその日より……女子のみ制服を設定する！ナース服かスク水限定じゃ！やっほぅ！」

ﾙｰ「なんの話かしら！？」

ｴﾙ「なるほど…それは楽しみだな」

ﾙｰ「乗らない！ここ怒るとこ」

ﾐﾗ･ｱｶﾘ「「マスター…ここは真面目に」」

ﾏｽ「すみませーん。ちょっとノリで」

……………

「「なんだとー！？」」

ﾏｽ「だ・か・ら…今回はS級魔導士昇格試験は中止とする！」

ｸﾞﾚ「納得いかねぇぞ！じいさん！」

ﾅﾂ「なんで中止なんだよ！」

ｶﾞｼﾞ「俺をS級にしやがれ！」

ｴﾙﾌ「候補者はお前じゃなくてレビィの方だからな！」

ﾏｽ「仕方なかろう…色々あったんじゃから」

ｱｶﾘ「候補者の中に評議院が紛れ込んでたり。悪魔の心臓に邪魔されたり……」

ﾚﾋﾞ「今回は仕方ないかな…」

ｶﾞｼﾞ「おめぇ！それでいいのかよちくしょー！」

ﾘﾘ「お前がそんなに熱くなることは無かろう」

ｸﾞﾚ「だぁぁぁっ！S級になりたかったぁぁ！！」

ｼﾞｭ「大丈夫！グレイ様なら次こそきっと…！」

ｴﾙﾌ「はぁ……漢は引き際も肝心か…」

ﾅﾂ「俺は諦めねぇぞ！絶対S級になるんだ！グレイもエルフマンもレビィも諦めるんだなぁ…だったら俺がS級になる！S級になるんだぁぁぁぁ！」

ﾊｯﾋﾟ「落ち着こうよ…ナツ」

ﾏｽ「ﾊｧ…しょうがないのぉ……特別じゃ、今から最終試験を始めよう。わしに勝てたらナツをS級にしてやる」

ﾅﾂ「本当かじっちゃん！……おっしゃぁ燃えてきたぁ！……行くぞーｸﾞﾎｯ」
「……参りました」