第13章 最終決戦
ウェ「とりあえず…キャンプまで戻りませんか?」
シャ「少しは休まないと体が持たないわ」
エルフ「それもそうだな」
レビ「かえろかえろ」
ルー「え、ちょちょっとあたしがナツ運ぶの?」
ハッピ「大丈夫!おいらが応援してあげます!」
ルー「手伝うとか言えないのかしら…」
カプ「そういうことでしたらメェにお任せください。ルーシィ様」
ルー「カプリコーン…あ、ありがとう」
ハッピ「あ!!気のせいかナツがおざなりに…」
カプ「こちらの猫様はルーシィ様のご学友で?」
ハッピ「あい。そちらのルーシィ様の先輩にあたります。」
カナ「アハハ…なんだろうねぇありゃ」
グレ「すっかり馴染んでやがんな」
カナ(お父さん…無事かな)
グレ(ジュビア……)
ハデ「マカロフ…」
マス「……」
ハデ「トドメをさせ…」
マス「わしはあなたから多くのことを学んだ…その礼に今回は見逃してやる。島から出て行け」
ハデ「甘えたことを…私を生かしておけば次こそ必ずギルドを潰すぞ」
マス「わしは貴方に負けた…しかしガキどもは貴様に勝った。」
ハデ「違うな私の心臓をやられ天狼樹が若造どもに力を与えた。この偶然がなければ私がうぬらに負けることなどなかった」
マス「なぜ闇に堕ちた」
ハデ「言ったはずだ…魔法とは本来闇。闇の中で起きた奇跡を魔法と呼ぶようになった…ギルドを引退した私は魔の道を深く探ることでこの世界の理を見つけたかった。魔法が溢れすぎたこの世界は偽りの世界…大魔法世界こそが本来の魔法の世界。私はその世界を見てみたかった…そのためにゼレフを覚醒させる全ての鍵を手に入れた。あと少しあと少しだった一なる魔法にたどり着くまで…」
マス「そんなものを見つけても何も変わらんよ…魔法が本来闇だと言うならそれでよい。光と言うならそれもよし。魔法は生きておる…それは時代とともに役割を変えわしらと共に成長する。それぞれが思えばそれが魔法。各々の感じかたで光にも闇にも、赤にも青にもなる……妖精の尻尾は自由とともに生きていく。全部貴方から学んだことじゃ」
ハデ「……」