【鬼滅の刃】after story【闇を照らして】
第2章 闇を照らして 初夜*
圧倒的な質量のモノがゆっくりと侵入してくる感覚に月奈はゾクリと身を震わせた。もう少し、杏寿郎の言葉を聞いた月奈は一際苦しい場所に辿り着いていることに気付く。
「杏寿郎...さま?」
(何故こんなに苦しいの?もう少しって一体...)
「月奈、もう少し頑張ってくれ」
ふーっと息を吐いた杏寿郎は、少し困ったような表情で月奈に口付ける。
「ぁぐっ!ぃ...っ...」
ズンと一気に進められた先、貫かれたような痛みが走り身体が強ばる。杏寿郎の動きが止まり、互いの荒い息だけが部屋に響く。
(お腹が熱い...痛い...)
自分の中でドクドクと脈を打ち存在を象徴する杏寿郎のモノが、ここにいると分かる。浅く呼吸を続ける杏寿郎は苦しいのか随分と険しい表情でいることに気付いた月奈は手を伸ばし頬を両手で包み込む。
「月奈、すまない。手加減が出来そうに無い」
月奈の手に唇を寄せ、荒い呼吸と共に呟かれた言葉に普段のような余裕は無い。指を絡め布団に縫い止めるように両手が下ろされると、緩く腰を動かされ今度は月奈が苦しそうな声をあげた。
「はぁ...ん、くっ...!」
ゆっくりと慣らすように入口付近を擦られると、月奈は奥が切なくなりトロリと愛液が溢れ始めるのを感じた。それを合図に杏寿郎は奥に奥に少しずつ自身を沈めていく。
何度も唇を重ね、腰を動かせば苦しそうな声から次第に甘い声へと変わり始め、月奈の表情も変わっていった。
「ぁ、は...!っんぁ!やっ、きょうじゅろ...さっ...んぁぁ!」
「月奈...はっ...いい、眺めだっ」
腰を動かす度に揺れる胸に舌を這わせると、自身の汗なのか月奈の汗なのかしょっぱさを感じる。どちらの汗なのか分からない程二人はただ夢中に互いを貪り合った。月奈の喘ぎと肌のぶつかる音、愛液の水音が混じれば淫靡な雰囲気となり杏寿郎は己の昂りの限界が近くなって来たことを悟ると、解放する為に早く深く月奈の中に打ちつける。