第3章 2日目

グリム「だいぶ洞窟から
　　　　引き離したんだゾ！！」

訳も分からず叫び続けた作戦成功した･･･！！

エース「もうオレ声ガラガラ･･･」

デュース「結構叫び続けたからな、
　　　　　俺も少し喉が痛くなってきた」

『カラオケオールした時みたい･･･』

グリム君は結構ピンピンしてるけど

私達はドロボウだー！！って叫び続けて

喉が限界迎えてる･･･

グリム「花子！！やれるゾ！！
　　　　オレ様達の魔法を
　　　　食らいやがるんだゾ！！」

『よし、次の作戦
　みんなの得意魔法数撃ちゃ当たる作戦！！』

よし、次の作戦

皆の得意魔法なんだから

組み合わせれば最強の筈！！

エース「オッケー、お任せ！！
　　　　いくぜ、特大突風！！」

グリム「アーンド・グリム様
　　　　ファイアースペシャル！！！
　　　　ふなﾞ～～～～～っ！！！」

エースの風魔法とグリム君の炎魔法が

化け物の身体と周囲を駆け巡る

ーグアアアアアア？！？！？！ー

『よし！！効いてるみたい！！』

それにしても、技名がダサ過ぎる･･･！！

エース「どーよ！グリムのショボい炎も、
　　　　オレが風で煽ってやれば
　　　　バーナー並みの火力だぜ！！」

グリム「ショボくねーっ！！
　　　　ほっんとにオマエ、
　　　　一言多くてムカつくんだゾ！！」

ちょ、エースのバカ！！！

ここで余計な事言わなくていいから！！！

『ちょっと、エース謝って！！！
　グリム君が傷付いたでしょ！！！』

エース「はぁ？！本当の事
　　　　言っただけじゃんかよ！！！」

んもおおおおおおお！！

一言多い無自覚タチが悪いいいい！！

デュース「落ち着け････よく狙うんだ･･･
　　　　　俺が知る中で
　　　　　一番大きく･･･重たい･･モノ･･･」

ークルシイ･･･グ、グアアア！！ー

でも二人のお陰で

確実に化け物に深手を負わせてる

後はデュースの魔法で･･･！！

デュース「･･･いでよ、大釜！！！」

『･･･ば、化け物の頭の上！！光った！！』

化け物の頭上が白く光る

エース「大釜かよ！？
　　　　アレ、めっちゃいてぇーんだよな･･･」

グリム「このまま化け物に
　　　　直撃させるんだゾ！！！！」

こ、これは

エースを下敷きにさせた

あの伝説の大釜だ！！！