【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか
第26章 仲直り(角名)
優しく頭を撫でて
そんな俺に、隣に座っていた体重を預けてくるから
だから今度は強く引き寄せる。
「俺が好きなのはだけだし、
それは今までもこの先も絶対に変わらないから。
だから心配しなくて大丈夫だから。ね?安心して?」
なーーーーんだ
が勝手に変なことを想像して思い込んで
そして一人で突っ走ってただけだった。
「あーーーー。でもよかった」
思わず声に出た。
「仙台で会った時、その人が北さんのお姉さんで
リンと付き合ってないっていうことはわかったけど
だけどリンが好きだったらどうしよう、とか。
リンはずっと彼女がいなかったから、
彼女、というか私じゃない好きな人がいるんだって思ったら嫌だった………」
からポロポロと涙が溢れる。
「あとは私が知らない
高校生のリンを知ってるのも、嫌だった」
「泣かないでよ。違ったんだからいいじゃん」
ね?って諭しながら、から溢れる涙を拭う。
すぐ泣くのは、いつまで経っても変わんないなぁ。