第22章 ☃attention☃ 我慢できねェ…
「もう痛くねェか…?」
「んっ、うん…‼︎ もう痛くっ、ない…っ」
「じゃあ……気持ちイイか?」
「んああっ‼︎」
ある一点に触れると、真鈴は嬌声をあげた。
「ほら…そんなに声を荒げるほど、ココが気持ちイイんだろ?」
「ちが…っああ‼︎」
(やっぱりココか…)
真鈴のGスポットを確実に捕らえ、わざとソコばかりを刺激する。
「あっ、や…あぁっ」
(やだっ、ソコ…っ‼︎ またイっちゃう…っ‼︎)
「いっ……ああぁぁっ‼︎‼︎」
大きく身体を震わせ、真鈴またイってしまった。
「もう…いやぁ…」
真鈴は涙でいっぱいの潤んだ瞳でローに懇願する。
だがそれは、ローを興奮させる要素にすぎない。
「そうだな、ずっと見たかったお前のイく顔と喘ぎ声を堪能したからなァ…」
「っ…」
ローは真鈴に軽く唇を重ね、口角をこれでもか、というほどつり上げながら言った。
「そろそろ……俺も限界だ」
「‼︎‼︎」
そう言い、ローはベルトを緩め、ズボンを脱いだ。
下着の上から分かるほど、ローのモノはそり立っていた。
「…っ」
「……いいか?」
真鈴はコクンと頷いた。
ローは下着を脱ぎ、雄々しい自身をさらけ出した。
「っ‼︎」
…が、真鈴はそそり立つローのモノを一目見るなり顔をそらした。
(ちょ……予想してるより、はるかに大きいんだけど…っ‼︎)
「おい…何顔そむけてんだ。これから嫌というほど見る男のモノだぜ…?」
ズボンと共に下着をベッドの外へ放り出す。
真鈴の股を開けさせ、自身を彼女のソコにあてがった。
「っ‼︎」
ピクリと小さく身体を震わす。
「いく…ぞ」
「つっ‼︎」
指とは比べ物にならない大きさのローがゆっくりと入ってくる。
一旦ひいていた痛みが再び現れ始める。
「キッツ……狭ェ…」
「ん、っ…‼︎」
(痛い痛い痛い…‼︎‼︎)
シーツを必死に掴む。
…が、痛みに耐え切れず、真鈴は一粒涙を流した。
それをローが見逃すわけがない。
「……すまねェ…ッ……痛ェよな…ッ」
一旦奥に進むことを止めた。
「…っ」
涙でぼやけた目でローの顔を見ると、彼の表情は悲しそうにみえた。
ズキッと心に痛みがはしる。