第3章 虚式 茈
お互いにすごく求め合うようなことはしない。
そういうのは五条君が思春期の頃に散々シタから。
『めいの身体ってさ、質感がすごい気持ちいんだよね。』
「オスとメスでは筋肉の付き方が違うから」
『それって狐もそうなの?』
「そりゃそうだよ。オスメスではみんな違うよ」
『へー。。。』といい、めいの首筋の所に頭を傾げた。
『なんかこー、落ち着く。やっぱ久々だからかなあ』
「そうだね。久々だね。こんな風にくっつくの」
『ほかの女の子には無いんだよねー。こういうの。』
「それ私以外の女に行ったら失言だよ」
『わかってるよー。』
私はこう言われても傷つかない。なんでだろうね?所詮、狐だからかな?
『君は僕のトクベツ枠なのかな』
「さ〜。でももしそうだったらそりゃどうも〜」