第11章 虚式 茈3
最後の一体、、、めいだけになった。
五条はめいに手をかけた
いつもこんな役ばかり。
『ごめんな。(こういう時って涙出るもんじゃないのかな)』
横たわり息が途切れ途切れになるめい
『君がいなくなるなんて寂しくなるなあ。できることならずっとそばにいて欲しかった』
「んな、らしくないセリフ吐くね、、笑」
呼吸は浅く、力なく精一杯笑った
「今回の渋谷の件で大勢死んだ。。
次会う時は、五条君が救いたかった人を助けてあげてね。。。」
『わかった。。またね、めい』
「ギュってして笑」
抱きしめて、顔を見た時には既に息を引き取ってた
最後にめいの目を閉じさせて、キスをした
「おやすみ、めい」