第1章 黒い日々
『行ってきます』
いつもどうりにランドセルを背負って家を出る。
本当は学校なんか行きたくないのにね。
『はぁ』
学校なんてなければいいのにな。
誰でも思うでしょ。こんなことされたら
バシャッ
「ハハハハwwwww」
「ちょw」
「いいのwwこれwww」
『...なにこれ』
え、まじ何これ。水?水掛けられたの?
小学校だよね。ここ。6年教室だよね?
「え、見てわかんない?水だよ?w」
『なんで掛けたん?』
「え、化け物を綺麗にしてあげたんだよ?
喜べよw」
は?意味わからん。確かに見た目皆とは違うよ?
だけどこんだけする必要ある??
ガラガラ
「ホラ、授業はじ...て、どうしたんだ?
月空?」
『先生っそれは...』
「先生~!それはさっき由宇音ちゃんが自分で水を
掛けたんです!私達は止めたんだけど...」
「そうなのか?月空、悪ふざけは大概にしろ。
ということで授業初めるぞ~席に座れ~」