第1章 社員募集
「また連絡しますね」
「はい。失礼いたします」
谷地は事務所をあとにした
「あの‥どうするんですか?及川さん」
「これを見比べてごらん?」
「?」
及川は請求書のサインの字とさっき谷地が書いた名前を指差した
「あ‥字体が違う‥」
「そう。つまりこの請求書のサインは谷地さんが書いたものじゃない」
「じゃあ誰が‥」
「それはまだわからんが‥潜入捜査してみるか」
は驚いた
「岩泉さんそれってどういう‥」
「そのままの意味だよ!ホストに潜入捜査すんだよ」
「ちょっとちょっと岩ちゃんちゃん危ないじゃん」
「別にだけ行けとは行ってない!及川か俺どちらか一緒にだ」
「つまり‥客とホストでって事ね」
岩泉は頷いた