第4章 #03 掠れた夢
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雄英に乗り込む日。
たくさんの敵が集まった広場。
わたしは、着なれた緑の制服を来ていた。
翼の部分は、ご丁寧に制服の着崩しが可能だ。
ぴりっとした空気をまとう。
「オイ、なんで雄英生徒がいるんだ?」
「お前知らないの?アイツ」
「ヒーロー殺しだろ、噂の」
わたしのことを噂する敵でいっぱいだ。
「それ、本当に着てくのか」
『…はい。皮肉でしょう?』
「…ハハ、そうだな」
弔さんは笑った。
『今日も、 " ご両親 " お借りしてもいいですか?』
「もう顔を隠す必要もないだろ。なんでだ」
『弔さんみたいに、強くなれる気がするんです』
白い翼を大きく広げて、少しだけ飛んだ。
顔には既に " お父さん " を付けている弔さん。
その隙間から、ニヤリとした音が聞こえた気がした。
弔さんは左腕に付けていた手をそっと外し、地面へ舞い降りたわたしの顔へそっと装着させた。
「これで同じだろう?」
『…はい!』
「ーーーーーー行くぞ」
決心したような強い言葉を引き金に、黒霧さんの霧が揺れた。
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