第3章 閉じ込めて、愛したい。
目を覚ますとそこにはいつも一緒に遊んでいる大ガマがいた。
夢…だったのか。
ただの友達なのに、なんだか恥ずかしいな。
「やっと目ぇ覚めたのか?」
「今日は一緒にoo行くって言ってただろ?」
「そうだったよね!ごめんね…なんだか寝ちゃったみたいで…」
起き上がると、上着がかかっていた。
大ガマがかけてくれたのだろう。
「別に構わねぇよ。てゆーか本当によく寝てたな。」
「う、うん。なんだか不思議な夢を見ていたみたいで…」
妃だの、呪女だの、
「………その夢に、オレいたか?」
「うーん。よく思い出せないなぁ…」
なんだっけ、何が重要なことを言われた気がするんだけどな。
まぁ、いっか!
「それよりoo行こ!まだ、時間的に間に合うよ!」
「おっ!いいぜ!んじゃ、駆け足で向かうか!」
こうして私たちはooへと向かい、いつものように遊びまくった。
日が落ちたころにはもう私は夢の内容なんてすっかり忘れてしまっていた。