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カワイイ俺の……

第6章 よかった


「なぁなぁ!で!いつ行く?カラオケ!」

朝の事なんて気にしていないように和也が話しかけてくる。


カラオケ?

あぁ……そんな話もあったな。行きたいけど……





「あー…ごめん。私やっぱり行かない」

「えー!?なんで?!」

「秀一くんがいるし…」

「…………アイツさ…」

「?」

「いや、何でもない。まぁまた今度な!」



和也は優しいね。
でもごめん。多分一緒に遊べる日は来ないよ。
秀一くんがいる限り。

私に自由はない。
そんな気がする。
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