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彼が異常ですが怖いので何も言いません。

第5章 貴方に優しく他人に冷たく…


*


キッチンに立って料理をしているのは彼……ではなく私。彼はやることがあるらしく、別室へ行ってしまった。



「…」(美味しそう…!)



とにかくお腹が減りすぎて死にそう…。



「…」(紘太さんは……食べてくれるかな…。)



彼に対して特別な感情を抱いているわけではないけれど、住まわせてもらっている身(強制)なので出来る限りのことはしたい…。


「…」(出来た…!)



2人分のご飯ができた。オムライス!



「…」



部屋のドアをノックして彼が出て来るのを待った。すぐに足音が近づいてきてドアが開いた。



「あ…っ…ご…ご飯……作ったんですけど…た、食べますか…?」



聞いて思った……。



「…」(こんなのいらねぇよ…とかって捨てられるかな……え…め、迷惑だったかな…。)



そう思ったけど、彼は食器を受け取ってくれた。



「…食う。」

「!…」

「……あ…。」

「…?」

「……ありがと…。」

「!…」



少しだけ赤く染まった彼の頬。






不覚にも……




ドキッとしてしまった。
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