第15章 エピローグ
「ラッブラブじゃないですか。私も七海さんとこんな風になりたーい」ってミカさんが爆弾発言する。そ、そうなの?
悟くんは、宝が1年生の時に父親の絵を描いたから、きっと桜もあるだろうとそれに合わせて、絵の修復を段取りしたみたいだ。
全ては、「いつか泣かなくていいようにしてやるから」ってあたしに言ったあの約束を果たすために。
「あたしね、ずっと浮気してると思ってた」
「なんでそうなんの?」
悟くんは、もっと信じてよねって言うけど、そのアイマスク外した時の破壊力は、女の子みんな落ちちゃうくらいなんだから!
だけど…… 一件落着!