第12章 ★ハワイ旅行
「…あッ、」
距離が近い。ちょうど悟くんの視線の高さはあたしの胸の高さと同じだ。
「透け透けだな、全部見えてんじゃん」
「……やっ、言わなくていいから」
「まだ触ってねーのに乳首勃ってるし」
「それは……悟くんの息がかかるから」
「感じやすいカラダだよなー」
ふって笑って薄いレースの上から乳房をじゅって吸われた。先端の蕾を舌先でちろちろ転がされる。
「んっ…!あ…っぁ゛ダメ、そこは弱いの」
「弱い?」
「うん」
「じゃ、直接舐めてやるよ」
「ドSー! あッ、ちょっと、そこに指かけちゃだめ」
レースのブラカップに太い指がひっかけられると、その重みで簡単にそれは下にずれて、ぷるんと胸がはみ出した。
「えっろ!」
「見ないで」
「見ねーのは無理。可愛がれねーもん」
ねーもん! って可愛い言い方するけど、やってることは獰猛だ。はみ出た胸全体を、舌のざらざらしたところで舐めあげられた。
「あぁっ!ん…っ…」
くちゅっくちゅっと胸の先端を口の中で転がされ、細かい円を描くようにくるくると舌先で蕾の周りをなぞられる。
「あんッ!あんッ…あん!♡あぁぁ、それしたら、弱いの……やっ、あんッ」
「感度良すぎ」
楽しそうな顔した悟くんは、もう片方のブラにも指をひっかける。ぷるんと胸が飛び出した。
それを待ち受けていた手がガシッと鷲掴みして胸の先端の蕾を指でくにくにこね回す。ぞわぞわと感じてしまう。
「っ…うっ、やらっ、もう、あっ!ん、やだ、」
「エロいブラで感度増してんだ?」
「違うよっ、んあッ……悟くんのいじり方のっ、せい」
二つのまあるい乳房が見えちゃって、もうブラがブラじゃない。胸の間に紐があるだけ。恥ずかしくて泣きそう。
顔を覆いたい。悟くんに弄られて、胸の先端はあっという間に2つとも硬い小石みたいになってしまった。
「コリコリに勃ったなー」
「や、だ、ほんとにやだ」
「可愛いよなーすぐ反応して」