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【呪術廻戦】-5歳で五条家に来ました-

第8章 夜空


 お揃いのイルカの携帯ストラップ、付けてくれてありがと。1日限定でも付けてくれたのすごく嬉しくてすぐ電話しちゃった! 目の前にいるのに。

 着信でポケットから携帯出してきた時に、悟くんがあたしとおんなじの付けてるの見たら、付き合ってるんだって気分が上がった! もう外しちゃったかな? カップル気分味わわせてくれてありがとね。

 誕生日のデートは全部、全部、ぜーーーんぶ楽しかったけど、中でもプレゼントのネックレスは嬉しびっくりだった。すっごいあたし好みで可愛くて。悟くんがあたしの事、よく考えてくれてて。

 ねぇ、悟くん、毎日ネックレスつけていいかな?

 豪華なホテルのスイートルームに入った時は雰囲気にのまれて、急に恥ずかしくなって、一瞬あたしだけ帰ろうかなんて思った。

 けど、あたしの誕生日なのに、あたしのために用意してくれたのに主役がいないスイートルームほど悲しいものはないよね。悟くんポツンじゃん……そんな可哀想なことさせられない! 

 五条家次期当主みじめずきる。あたしは思い留まった。悟くんは恥じらってると思ったかもだけど、同情に近かったかも。でも結果としてお泊まりしてよかった。食事もお風呂もスペシャルで、テンション上がって色々と盛り上がってしまった。

 お風呂は……かなり、かなーり恥ずかしかったからね、悟くん! 洗い合うのはやめよ、もう二度とやんないから! あの日だけ特別だからね!

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