第7章 ★誕生日
「出発まであとどれくらい?」
「え、えっと2時間弱」
「それくらいあったら2回くらいヤれるけど?」
「? 何言ってんのもうたくさんしたじゃん、冗談だよね?」
「冗談でこんなこというかよ。今度いつ出来るかわかんねーし」
「嘘でしょ? ねぇ! もう、悟くんのソレは特級呪物だよ! あたしこんなの祓えない、無理! 無理!!」
「呪物って……ひでぇ言い草だな。これで喜んでたの誰だよ。オマエが祓わなかったら誰が祓うの?」
「……」
「彼女いんのに自慰行為とかさみしぃよなぁ」
「……」
「……あんッッ…あんッ ンッ……♡ はぁはぁ……、ちょっと、ねぇ、あッ……やっぱりやめる。ストップして!」
「もう遅ぇーわ。挿れちゃったし」
"パンッパン"
"パンッパンッッ"
「ヤッ……だから、深いとこはダメだって あッ…んんっ♡ああッ」
"ズチュッズチュッ"
"グチュッグチュッ"
「きもちよくてイキたいよなぁ?」
「あ、もぉあたし…すぐイッちゃう!悟くん、イクゥ、ら、めぇ♡♡イークぅぅう」
――結局この日予定より30分遅れて五条家を出ることになり、あたしたちは再び高専へと戻った。